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2007/03/02 金

開幕、念仏、努力と久米 (2001.03.01掲載)

【社長のひとり言《Classic》】

よいよですなぁ、もうじき始まるサッカーシーズン。
なんかこう、緊張してくるね。

この間、とある雑誌のコラムを読んだら、北嶋の事が書かれていた。
まぁ、内容なんだけど、ポストとしてストライカーとして北嶋の安定感が欠けているというものだった。
何か迷いがあるように見えて、182cmの猫背が寂しそうに感じた。
直接本人に問いただすと、やはり迷いがあると言ってきた。
ひとしきり悩みを話し終えると少しふっ切れたのか、ギッギッギッと笑みを浮かべて、落ちていた小枝を拾いガリガリとかじりながら走り去ったと書かれておった。
迷いとか悩みとか聞くと思い出すのが、困った時のなんとやらで、神頼みたる事をスグに思い出してしまう。

俺は20代の頃、知る人ぞ知る、とある宗教を夢中で信仰していた。
そこの信教青年、しかも、当時、最年少の役員として布教活動で全国を走りまわっていたのだ。
その頃は、まだ独身であり、今よりも更に自由のきく体で、そりゃ恐ろしいくらいの強行スケジュールをなんなくこなしていたものよ。
そして、何百人という信者を入会させた経験がある。
また、その頃、数多くの他宗教も勉強した。
そこで学んだのは、どの宗教も必ずといってよいほど奇跡が起こり、あなたを幸せに導く・・・ということを言うものなのだ。

さて、ゴール裏のサポーターを見てみると、ひとつの宗教に近いものがある。
柏レイソルという宗教団体、その団体の目標である優勝。
我々はその目標のため、一心不乱にお経のごとく魂を入れ応援する。全国を飛び回る。
その為に金の出し惜しみはしない。
世間一般からは、「なんで、そこまでやるの・・・」と呆れ顔でよく言われる。
言われりゃ、「あなたに、何がわかりますか」と言い返す。

信教宗教には、まずどこの団体でもご神体(グッツ)の存在がある。
そいつが、ゴール裏にも沢山ある。
ざっとあげただけでも”仮面ライダーV3の人形”、”海ガメの剥製”、”髪の毛の抜けたフランス人形”、”ダッチワイフのようで、実はそうでないジェームス君”など数え上げたらきりがないほどだ。

また、勝利の為のジンクスがある。
これも言いかえれば宗教的な願掛けのようなことで、「競馬に負けとくと次の試合には勝つ」とか、ある者は試合当日に着る服にもこだわりを持っているし、ある者は試合前日にソープに行くと勝つというジンクスを持っていた。
ただし、これは金がかかるので、今年は勘弁と涙をこぼしていたもんだ。

ゴール裏には、沢山の必勝グッツと必勝ジンクスとでもいうのか、宗教的なものが多数ある。
ここにあげたもの以外にも個人的なお守りなどもあるであろう。
さて、ここで問題なのだが、どれが効いているのか、どれが効果がないのか、誰にも分からなくなってきてるのである。
ここらあたりで、何か1つに絞りたい・・・そんな気持ちを持つ今日このごろである。

最後に、これだけは言っておきたいことがある。
長い信教経験のある私が、その中で学んだ大切な事がある。
それは、奇跡や幸せは必ず来るということだ。
でも、それには、己が向上して行こうという気持ちを抱き、常に努力することが大切で、その努力の上に奇跡と幸せは導かれるのである。
迷いや悩みなどは、たゆまぬ努力をすることによって消えていく。
考えるヒマが無くなるほど、努力、努力、己の努力なのだ。

話しを元に戻すけど、北嶋選手。悩みがあるなら練習しろ。汗を流せ。
そして、俺たちサポーター、レイソル信者どもは、今年もレイソル布教活動を全国に展開していこうではないか。
待ちに待った2001年シーズン。
我々には、この柏に奇跡を呼び起こさねばならない。その為に、各自の頑張りが絶対条件なのである。
頑張ろうよ、みんな、さぁ、始まるぞ。